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Posted by naturum at

2014年03月25日

雪の丹沢を踏む。




記録的な大雪となった今年2月14日の降雪は、関東平野で30~80cm、

甲信地方、奥多摩、秩父、丹沢、箱根、静岡東部内陸部で1m以上に達し、

山中湖村で最大187cmを記録するなど、山間部では2m前後の降雪量になったという。







ヤビツ峠を経由する秦野清川線の積雪通行止めが未だ解除されていなかったその二週間後の週末、

滅多に見ることの出来ないであろうノントレースの丹沢を求めて、戸沢林道から塔ノ岳、表尾根へと足を向けた。

4ヶ月振りのデイハイク、おまけにトレースまばらの天神尾根の急坂で不意に腰近くまで踏み抜き、

バカ尾根稜線へ出た時には予想外の足痛… 仕方なくゆっくり、またゆっくりと足を運ぶ。

そして、賑わいの塔ノ岳山頂には留まらずに真っ白な表尾根へとすぐに飛び込むのであった。








この日の表尾根は人の姿は少なく、先人が残したトレースは大胆なショートカットのみ。

そこから少し外れるだけでバージンスノーが広がり、

否応なしに圧倒的な白の世界へと誘う表尾根の静寂と共に特別なものに思えて何度も立ち止まってしまう。








政次郎ノ頭手前でコーヒーを飲みながら一服、そこから一気に政次郎尾根を下り戸沢出合へ戻った。

深雪マイナーコースの洗礼を何度も何度も受けながら、今度は踏み抜くどころか完全に埋まるは転げ落ちるはで…


非日常を堪能!



  

Posted by riku at 00:35登山・ハイキング

2012年06月18日

父娘で山行の週末。








やっぱり丹沢が好き。

時間さえあれば気軽に出向くことが出来る距離感とバリエーションに富む豊かな自然、

以前から数多くのマイナールートをもつ丹沢山系を知り尽くしたい気持ちが強い。

暫く山歩きから遠ざかっていたブランクを考慮して決めた今回のトレイルは

清涼溢れるミズヒ沢出合へと続く西山林道を起点とする鍋割山山頂までのルート。

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2011年06月04日

備忘録 「遂に丹沢最高峰へ」








4月29日早朝、先に集合場所で待機をしていたノッポ氏と合流する為に塩水橋ゲートへ向う。
この日の計画は塩水林道から堂平経由で丹沢山までのピストン登山で
単独ではあったが、結果的には丹沢最高峰 「蛭ヶ岳」 まで足を延ばす事ができた。






最初に朝食カップラーとモーニングコーヒーでデイキャンプ。
丹沢入山時は基本テン泊禁止、まずは日常では味わえない解放感とやらを暫し堪能して出発。






塩水林道の途中、ワサビ沢出合からショートカットして登山口へ。
東丹沢県民の森の植樹帯をぬけると、堂平のブナの群生林が広がる。
しかし、以前に雪中の小鹿たちと出会った風景とはずいぶんと様変わりしたものだ。






天王寺尾根のような広く開けた尾根道を歩くのは今回が初めて。
このロケーションには正直、丹沢のバリエーションに富んだ自然の奥深さを感じた。
堂平分岐から途中アクセスしたこの広い尾根、最初は緩やかな勾配だと思ったが、
全長4kmの天王寺尾根を最後まで下るとした帰路後半の決断は些かの判断ミスとなった。
塩水橋まで高低差約1,100メートル、登坂では分からなかった半ばからザレる下山道の容赦無い膝攻撃で
トレポ突かずにCW-X穿いてなかったら多分、縦走で疲労したオジサンの膝は逝ってた。(笑)








午前8時30分、日本百名山の一峰である丹沢山(標高1,567m)に到着。
あと、無事の登頂とバーモントな兄貴にいつもの乾杯。
この後、椿荘A.Cで開催されていた 「山菜オフ」 (はかせ氏主催) に参加するつもりではいたのだが・・・






丹沢山頂付近から望む早戸川乗越、不動ノ峰、右側奥の蛭ヶ岳までの稜線をボーっと眺める。
何だかこのまま歩いて行けそうな気がしたのでノッポ氏と別れてこの先へ進むことに決めた。




眼下に広がる玄倉川を見ながら進む稜線上はまるで空を飛んでいるかのよう。
風の谷のナウシカのような懐かしいイメージ、金色の絨毯の敷かれた明るい笹原の早戸川乗越を進む。
次々と現れる絵画のような景色に魅了され、そんな幾度もの繰り返しは不思議と縦走の疲労感が無い。
ふと気が付くと目的の蛭ヶ岳が勝手に近付いて来る、そんな感じでもあった。






何時しか鬼ヶ岩ノ頭の巨石を見たら引き返してもいいと思ってた事すら忘れ、
もうすぐ目の前の蛭ヶ岳へと続く険しい鎖場へ何の躊躇も無く足が進む自分に後から気付いた。






ワサビ沢出合で挨拶を交わした健脚なこの方、山頂目前の最後の登り返しで再びの立ち話。
楽しい会話をしながらも最後までお互いの名を訪ねる事は無く・・・ でも、何故かまたの再会を約束?
偶然という名前も知らない再会、この先そんな楽しいサプライズがあったっていいと思う。








午前10時50分、蛭ヶ岳(標高1,672.7m)に到着。
と、同時に蛭ヶ岳山頂での季節外れの降雪のタイミングに登頂を成功するといった出来事にもなった。
お約束の山ラーを食して30分程の滞在の後に下山を開始、
天王寺尾根、本谷林道を歩いて午後4時頃に無事下山の非常に充実した山行経験となった。
一旦帰宅の後に椿荘A.Cを目指すも疲労困憊で撃沈、再び目覚めた時にはお外は真っ暗。(笑)






夜半のキャンプインになってしまった 「山菜オフ」、いつもの方々に遅ればせながらのご挨拶。
当然ながら山菜は食せず・・・ でも、料亭育ちのシルバーさんから絶品パスタを頂きましたから。
美味い夜食をありがとサン!^^

  

2011年04月27日

新緑の四十八瀬川と鍋割山名物「鍋焼きうどん」








4月24日 表丹沢県民の森駐車場から鍋割山頂へ

最後に山を訪れてから約一カ月半・・・ 

久方振りのデイハイクへと向かうチャンスとなったのは、ノッポ氏、はいえ~す氏からも賛同を頂いた

「鍋割山 鍋焼きうどんツアー」 でした。







冬枯れていた木々がいっせいに芽吹き、鮮やかな緑が美しい西山林道の最奥。

新緑の香り混じる清涼な空気に包まれた沢沿いの林道はミズヒ沢出合まで続きます。

丹沢山地周辺にはこんなに素晴らしい景観がまだまだあるんですねー

感動!







後沢乗越から鍋割山頂へ続く鍋割尾根。

ちょっとは登山にも慣れてきた頃かな、なんて甘い考えを打ち砕く容赦ない急登に悪戦苦闘、

自分の登山レベルはまだまだと痛感しながらゆっくりと登りました。

あたかもゴール目前かと匂わせる緩やかな傾斜の木道と2~3ある偽ピークが

山頂を目指す登山者をよりアグレッシブな気分へと盛り上げてくれますよ。









標高1272.5メートルの鍋割山は丹沢屈指の登山スポット。

塔ノ岳から檜洞丸へと続く丹沢主脈主稜線、遠くには南アルプスの山々を望む

西側に大きく開けた展望を見ながら、これまた久々の山コーヒーを満喫しました。

そして、鍋割山荘にて今回の目的と言ってもいいコチラを注文。







「鍋割山荘名物 鍋焼うどん」 980円

山小屋料理とは思えない程のアツアツの具沢山で大きなカボチャ天が嬉しいデス。

そのお味はと言うと・・・







この写真で 「ヒデキ、感激~♪」  のウマさとか言ったら、やっぱベタ?(笑)







次回、この地を訪れる時には 二俣~ミズヒ沢間の林道から見える四十八瀬川の静かな河原で

娘と一緒にデイキャンプでもしようかなと思いマス・・・



PS. なおたーサンとあちこチャン、先に行ってスマソ。
  

Posted by riku at 17:00Comments(9)登山・ハイキング

2011年04月19日

備忘付録(?) 堂平のバンビーノ








東日本であの未曾有の大災害が起きたちょうど2日前、

その前日の膝下までの積雪が残る東丹沢をスノーハイクするひとりの登山者がいた。

おそらく森林組合の関係車両が残したであろう深い雪の輪立ちが残る塩水林道から

彼はなんの躊躇もなく真っ白な分厚い絨毯の敷かれる森林地帯へと足を踏み入れたのだった。







この時の彼の勢いときたら、日本百名山として名高い丹沢山をピークハントするつもりときてる。

自前のアイゼンで軽快に林道を登り、途中で姿を見せる「弁天杉」を眺めて暫し立ち止まる。







東丹沢県民の森の深い雪に足を踏み入れた彼を歓迎するかのように3頭の子鹿が現れた。

ここからすぐ先は堂平のブナ林、きっと冬場の少ない食料を求めてやって来たのであろう。

「おい、シカか? ウマ? おい、シカ、おいっ」

誰もいない状況はわかっていた恥ずかしい登山者の彼はシカたちに話し続ける。

「うまっ しかっ」

シカたちも何がいいのかって、その掛け声が届く度にツンと立てた耳をピクッピクッと。

静かな山奥で微動だにもしない彼と子鹿たちのこの不思議ちゃんな交信はあきれるほど続いたらしい・・・







ピークまであと2キロ、幾重にも連る砂防ダムを越えた地点まで来た彼に待ち受けていた厳しい現実、

想像以上の深い雪に足を取られ、それ以上先の登頂アタックが困難になってしまったのだ!





もういい?

そうさ、キャラ疲れと軽装備な自分の愚かさに恐れをなして逃げ帰ったのさぁ~♪

※教訓:平日はきちんと仕事しろ。くわばらくわばら
  

Posted by riku at 00:00Comments(6)登山・ハイキング

2011年04月18日

備忘録 「塔ノ岳・表尾根ルート」








3月5日 ヤビツ峠から表尾根を経て塔ノ岳へ

低標高の登山トレーニングを幾つか終え、最初に訪れた記念すべきメジャールートは

目の覚めるような青い空の下の大パノラマを臨みながら歩く表尾根縦走路。

丹沢山魂へと続く視界良好の長い尾根道は何度でも訪れてみたい、そう思わせるものでした。







護摩屋敷の湧水をソフトボトルに用意して登山口に進むと、いきなりの急登で登頂スタート。

しばらく続く樹林帯を抜け、勾配のきついザレ道を登るようになると段々と視界がオープン、

ニノ塔を通過してから丸太階段を登り返すと、三ノ塔(標高1205M)の大展望が目前に広がります。

手前の烏尾山から続く尾根道が見渡せるのもこの場所、一番高いピークが塔ノ岳です。

今思い返すと、ここからの富士山が一番きれいだったよーな。



 
 


烏尾山(標高1136M)、行者岳(標高1209M)からスリリングな鎖場を経て書策小屋跡地、

新大日(標高1340M)、木ノ又大日(標高1396M)からブナ林をぬけて細尾根、小コブを越え、

前方の視界が開けてくると・・・







塔ノ岳(標高1491M)に到着!

気が付けばトレーニング開始から約1年越しの丹沢山魂入り達成なのでした。

快晴なのに午前中の到着を逃すと富士山は大体雲がかかるという噂はとりあえず本当だ・・・

orz

ああ、大勢のハイカーたちで賑わう山頂はまさに観光地であるということを認識する、

ちょっとだけ複雑な気持ちであった瞬間が・・・ まあ、テント張れないからかー?

360°の景色見ながらの「山ラー」は最高に美味いとかどーとかは省略の方向で↴(笑)







今回のハイクは丹沢表尾根ルートのピストン、ヤビツ峠売店前駐車場に辿り着いた時には

初めて味わう疲労感とある種の達成感から生まれた爽快な気持ちといいますか・・・

見た目でいうと、ベースレイヤーが絞れるほどの「滝汗」といった感じ?