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野営泊、アルコールストーブ自作、道具のメンテナンスにも興味あり。女子キャンパー育成中。
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2012年02月24日

ちょっぷCFストーブ改造。




ちょっぷCFストーブ改造。



以前にちょっぷ氏から譲り受けたCF(カーボンフェルト)のアルコールストーブを改造してみた。

元々はセンターホールのみのCFストーブだったもので、主に保温用として使っていたもの。

元の製作者本人に断りも無く勝手にイジって申し訳ないが、今回の改造ポイントは2つ。

M4エビナットと直径4mmのアルミパイプによるCF中心に設けた燃焼促進用エアベント、

更にセンターホール外側に9つのジェット孔の追加で既存CFストーブ高燃焼化に挑戦。

ちょっぷCFストーブ改造。



まずはセンターのエアベントを追加、これにより若干の燃焼増加を確認出来たが、

これは高い空気比による燃焼率増加というよりも、ボトムまで伸びて蓄熱するアルミパイプが

CF内部に染み込むアルコールを気化推進させたのではないかと思われる。



ちょっぷCFストーブ改造。



更に追加した9つのジェット孔からなるサイドバーナーにより、燃焼の増加を確認。

直径1.2mmのジェット孔裏側に幅2cmのアルミ薄板の蓄熱板をセンターホール上部内側に入れ、

内壁で完全に仕切る副室加圧式ではない、低燃費性を目論んだライトプレッシャー型とした。



ちょっぷCFストーブ改造。



チタンマグを載せて燃焼させると、サイドバーナーの炎はこのように大きく立ち上がる。

300mlマグの場合、五徳の高さはストーブ最上部からプラス2cmが最も効率的な燃焼であった。

燃料容量は最大30cc未満、総燃焼時間はおおよそ20分、水200mlを約4分強で沸騰させる。

高スペックとは言い難いが、まずまずの燃費で良好な燃焼のストーブに仕上がったと思う。





この記事へのコメント
着々と、ですね。
CFストーブにジェットを追加して火力アップを図るなんてブラボー!

> ボトムまで伸びて蓄熱するアルミパイプがCF内部に染み込む
> アルコールを気化推進させたのではないかと思われる。

私もそう思います。上昇気流確保には内径20mmくらいが必要でしょうか。
内パイプをCF面より下げて火力アップとか、上昇気流を制御して火力調整するとか、可能性が広がりそう。

うれしいなー。
Posted by tetk at 2012年02月25日 21:37
tetkさん

お疲れさまデス

いつも紳士的な姿勢でギアの特性を生かしたキャンプをストイックに追求している、私が尊敬するキャンプ仲間から頂いた大事なストーブだったので、なるべく形を崩さない改造を心掛けたつもり・・ なんデス^^

追加したジェット孔は、何もなしの状態では極小の炎しか出ないので、CF内で部分的な気化推進を促してやろうと考えてみたものです。噴射圧はあまりかからないものの、サブバーナー的な火力増加には一役買ってくれるものとなりました

やっぱり、中心に設けるエアベントとしては無理のある仕様ですね・・ 内径の拡大すね?的確なご指導をありがとうございます!大いに参考にさせて頂きたく思いますっ^^

これからも色々と教えてくださいね!<(_ _)>
Posted by rikuren at 2012年02月26日 08:19
はじめてコメントします。
早くお湯を沸かすよりは、燃費に興味があり、いろいろ見させていただきました。創意工夫や、仕上げの美しさがすばらしいですね。

風防の空気取り入れ口はなくしてしまって、風防外部からチューブで空気を取り入れ、カーボンフェルトのなかのパイプにつないだら、燃費が良くなりそうですね。
Posted by まさ at 2012年10月13日 07:11
まささん

はじめまして!

コメント、そしてアルコールストーブをお褒め頂きありがとうございます!

最近は本業の都合でブログの更新やアルスト製作が滞ってしまっています・・ え?やる気の問題?(汗)

低燃費・・ 難しいですよね?

燃費と燃焼効率の良いバランスを小さなストーブで如何に再現するかは、フィールドの環境条件によって変わってきますし・・

例えば強風下の給湯でマグカップに入る程度のスクリーンを併用して燃焼させる場合、やっぱり燃焼炎は乱れて効率もヘッタクリも無いので臨機応変に多少の火力アップを図りたいとか、そもそも力価の小さいアルコールの燃焼効率を高めるなら炎を出来るだけ収束させたトルネードが有利とか、もちろん低温下なら素早いプレヒートも重要とか・・

それをデイハイクやピクニック時に嵩張らずに最小の燃料携行でと試行錯誤するのですから・・ 自作アルストの探究って奥が深すぎます(笑)

私が思うに自作にあたっての最良のヒントは、JSBさんやtetkさんが作られている独創的で様々なスタイルと融和をしながら日々進化するアルコールストーブの中にあります

特にまささんの仰られた手法に関して言うと、確かJSBさんのブログに興味深いものがあったような・・

私も徐々にではありますがアルスト作りを“ゆる~く”再開しておりますので、一緒に楽しみながら探究していきましょうよ♪

これからも宜しくお願いしますね!
Posted by riku at 2012年10月14日 07:18
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