大山三峰山ハイキング備忘録。
2月27日 「丹沢主脈ハイク」 に向けて最終登山トレーニング
低山ながらガレ場、岩場などのスリリングなロケーションが多かった三峰山、
その翌週末に歩いた丹沢表尾根のイメージに近いルートが幾つかあったので
縦走登山に向けての良いイメージトレーニングになったと思っています。
雑木ばかりの茂る小さな台地状のピークからの展望は期待外れになるかもしれません。
しかし、稜線上に連続するハシゴや鎖場は断崖のアスレチックコースのようで面白い!
まるで丹沢山魂へと続く数々のマイナールートのミニチュア版を見ているかのよう。
東丹沢に位置する標高935メートルの大山三峰山(中峰)、不動尻からのアクセスの場合は
序盤から滑り易いザレの急登で一気に高度を上げていくので結構な疲労感でした。
前回の偵察で訪れた不動尻の登山口から少し先に進んだ所にある看板。
この先には幾つもの小規模な崩落箇所、それにより崩壊し数多く点在する木橋や土留めの残骸。
所々に荒れた登山ルートの状況から推測すると、この看板の言い回しも決して過言ではないのかも。
まあ、慎重に進めば何の問題のないレベルですが。
途中に通過する清流はとても癒される景色。
何でも屋久島の白谷雲水峡みたいな雰囲気のある沢なんて言われているとかいないとか。
冷たくて聡明な沢の水を手で触ると柔軟で滑るような感じ、
それは麓にある七沢温泉の湯のそれに近いように思えましたがどうなんでしょ?
この最初に訪れたベンチに辿りつくまでには幾つかの鎖場と足の取られ易いザレ場を通過。
踏ん張りが効かなかったせいか、息が上がっちゃってる様子がなんとなくわかります?
まあ、何と言ってもピークまでのやせ尾根は嫌という程の鎖場だらけといった印象。
こんなところで滑落したら確実におさらばデス。
そして、中峰のピークに到達・・・
雑木に視界を中途半端に遮られているせいか絶景とまでは到底言えません。
ここには小さなベンチがあるので山ラーでもしようかと思いましたが、
この日は飛ばされるんじゃないかという程の強風が吹き付けていましたので小休止のみでした。
折角なので北峰のピークまで行って来ましたが、見ればこんな鎖場だらけ。
「途中の4~5か所までは数えたのに、その先はもうどうでもいいっす」って感じのルートなのですが、
童心に帰ったかのようで思わず楽しくなっちゃいました。
「東丹沢のアスレチック」 と言われる由来がよ~く分かった1日なのでした。
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