たまには孤独に打ちひしがれたい時もある。
避暑キャンプ用に新調したはずのナンガの半シュラフがここに来てようやく到着。
すぐさまこれをビバーク的要素の高い夏野営で使ってやろうと考えてはみたもの、
当て込んでいた週末は商売柄の急な都合で“私用と試用”とやらは許されないようだ。
「なら、暇なうちに行っちまうか」 と思い付きのキャンプスタッフをバックパックに詰め込み、
突発的な行動ながらも今回が初幕営となる某所へ車を走らせたのはその日の夕前。
しかしまあ何にしてもそう、計画的に物事を企てるのはいつになっても下手だ。
購入したナンガ・スウェルバッグ150DXは軽量ダウンシュラフ特有の小さくコンプレッションされた半シュラフ。
夏の低山レベルの就寝で快適なスペック、害虫から足元が無防備なバグビビィで使用、
あとはトレッキングや野営時に容易に携行出来るサイズなどが選択の理由。
実際に25Lのザックにシルタープやバグビビィ、就寝道具などと一緒に揃えてもスタッキングに余裕がある。
冬場にインナーシュラフとして使えれば文句は無いが、とにかくコンパクトスタイルには理に適う。
バグビビィはタ―プテントなどを用いたバックカントリースタイルで使うのが本筋かと思うが、
こんな風にソロキャンプ仕様で使うのも悪くはないと思う。
今回の幕営は直接の車両乗り入れが出来ず、故に持ち込みが容易なコンパクト設営を模索したのだが、
少しでも就寝時の快適さを求めたいのであれば大きさにゆとりのあるバグネットなどを選択したほうが無難。
見ての通り、シュラフ1枚介さないと弛んだネットに触れる腕や足元はたちまち吸血害虫の餌食・・・
そういった意味では今回のシュラフはバグビビィに適性であることを自分なりに確認出来たと思う。
ナンガ(NANGA) スウェルバッグ150DXとにかくコンパクト、バグビビィ用の夏シュラフが欲しくて購入。外気温15度位なら快適、低山高地の避暑キャンプには実用十分。
基本はソロキャンプ、夏夜の涼しさに心地良い焚き火も十分に堪能。
自分しかいない野営地で得られる思考や感情は様々、孤独になることも大切な趣のひとつ。
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