ポットの安定性を求めて。
無造作にポットを置いた時の「据わり」がいまいちの細棒ポットサポートだが、
全体のサイズ縮小とサポート部分の形状変更を施して改善をしてみた。
これは10ccストーブ用のコンパクトモデル、実用化に向けた2種類のポットサポートを試作。
従来の細棒ポットサポートはポット荷重が中心からやや外側に架かっていたので、
その重心をポット底面中心へと向けるためにサポート部分を内側へ約5mm延長。
同時に耐風性と良好な燃費性能を伴なった燃焼バランスも調査。
給湯時のポット輻射熱による熱帰還増加で起こり得る高燃費燃焼も考慮しつつ、
ジェット孔~ポット底面の間をおおよそ25mm、27.5mmの2パターンに設定。
インドアの燃焼バランスは良好、この高さについてはフィールドテスト後に最終決定するとして、
ポットを置いた時のピタッとした安定感は実用範囲内として適化されたと思う。
これによって機動性の高いアルミ缶ポットを置けるようになった。
ウルトラライトなポットサポート、とまではさすがにいかないが・・・
まあ、剛性に関して言えばそれなりにしっかりとしている。
そういえば10ccストーブは25gの固燃とほぼ同じ大きさだっけ?
なので、一応はこの様な使い方もできる。
JSB氏の手法を参考にして固燃の使い方も模索してみようかな。
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