ちょっぷCFストーブ改造。
以前にちょっぷ氏から譲り受けたCF(カーボンフェルト)のアルコールストーブを改造してみた。
元々はセンターホールのみのCFストーブだったもので、主に保温用として使っていたもの。
元の製作者本人に断りも無く勝手にイジって申し訳ないが、今回の改造ポイントは2つ。
M4エビナットと直径4mmのアルミパイプによるCF中心に設けた燃焼促進用エアベント、
更にセンターホール外側に9つのジェット孔の追加で既存CFストーブ高燃焼化に挑戦。
まずはセンターのエアベントを追加、これにより若干の燃焼増加を確認出来たが、
これは高い空気比による燃焼率増加というよりも、ボトムまで伸びて蓄熱するアルミパイプが
CF内部に染み込むアルコールを気化推進させたのではないかと思われる。
更に追加した9つのジェット孔からなるサイドバーナーにより、燃焼の増加を確認。
直径1.2mmのジェット孔裏側に幅2cmのアルミ薄板の蓄熱板をセンターホール上部内側に入れ、
内壁で完全に仕切る副室加圧式ではない、低燃費性を目論んだライトプレッシャー型とした。
チタンマグを載せて燃焼させると、サイドバーナーの炎はこのように大きく立ち上がる。
300mlマグの場合、五徳の高さはストーブ最上部からプラス2cmが最も効率的な燃焼であった。
燃料容量は最大30cc未満、総燃焼時間はおおよそ20分、水200mlを約4分強で沸騰させる。
高スペックとは言い難いが、まずまずの燃費で良好な燃焼のストーブに仕上がったと思う。
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