こんにちは、りくりんデス。
前記事で紹介した角田大橋、そこでちょっとした手付かずの自然を 「フリー野営」 にて体感する
事が出来ました。 今回はそこで出会った漁業共同組合員 「Oさん」 との話で、考えさせられて
しまった 「キャンパー」 のお話です。
さて、皆さん。 野営地を探す事って意外と難しいと思いませんか? 「おっ、ここいいなぁ」 と
気になる場所があっても、そこは自治体が管理するキャンプ禁止場所や私有地・・・ なんて事は
よくある話。 そう、野営地を探す事は難しかったりするのです。
【某水田地帯からアクセスする、野営可能なエリア】
神奈川県愛甲郡愛川町のハ菅橋~愛川鉄橋間は県下でも有数の野営エリアで、一部のキャンプ
雑誌などで紹介されている場所です。 毎年の連休シーズンになると、田代運動公園では多くの
BBQ行楽客で賑わいます。 6月に入ると、鮎釣り解禁を期に多くの釣り客が訪れる事でも有名。
意外と知られていない野営可能エリアが点在しているので、野営好きには嬉しい場所なのです。
【角田大橋下の野営可能なエリア】
その貴重とも言える環境に残念な事が2つあります。 それは、ゴミが非常に目立つ事。 そして、
「
BBQをするキャンプの人」 がゴミを捨て去るといった認識を多くの人が持っているという事。
んっ?
「Oさん」 は漁協の監視員で、毎日のようにこのエリアを巡回しています。 そして釣人に限らず、
この地を訪れる多くの人を見ています。 ですから、どんな人間がゴミを持ち込むのかといった事も
よく知っている訳です。 で、ゴミを残す多くの人達がその 「キャンパー」 という事なのです。
【ハ菅橋~角田大橋間中州の野営可能なエリア】
皆さん、少し変だと思いませんか? 確かに 「キャンプに来たらBBQだ!」 と言った一般的な
イメージがあるのは容易に想像出来ます。 でも、必ずしも 「キャンプ=BBQ」 と言えるので
しょうかね? 少なくとも私の知っているキャンパーさんにポイ捨てをする人は誰もいませんし・・・
それにBBQだけが全てではないですよねぇ、キャンプって。 今更それについて、まわりくどい事を
言うつもりは全然ないですけどネ。
はっきり言うと、BBQで訪れた人の中にゴミを置き去る輩が多いって事です。 そしてOさんは、
この 「エセキャンパー」 が釣人や河川清掃をするボランティア、近隣住人から厄介者とされて
いる事を教えてくれました。 世間では 「キャンプ=BBQ」 が一般的なイメージなのですねぇ。
【田代運動公園の野営可能なエリア】
角田大橋での野営キャンプでは、Oさんに我が家のキャンプスタイルを見て頂きました。 まず
一部のモラルの無い人達との区別をしてもらいたかったというか・・・ フツーのキャンプしました。
娘と一緒にゴミ拾いもしたし。 自分達がキャンプする場所がゴミだらけだったらイヤでしょ?
こんな事で、この地で不名誉なレッテルを貼られてしまったキャンパーの汚名をそそぐ事になれば
いいのですが。 すべての人が共存出来る自然環境は、自然を壊さない個人個人の環境保守。
それが、こんな気持ちのよい場所でのまったり野営に繋がるんです。
【ハ菅橋下の野営可能なエリア】
誰かにポイ捨てを注意されて逆切れしている人がいたら・・・ それは、「エセキャンパー」 (笑)
というか、モラルの無い暴れん坊と一緒にしないでね~ Oさん! 野営キャンパーにとって、
ここはとても貴重な野営場なんですから。