小学生時代最後に贈る日々。
今日から中学生。
そして思春期、世間的に見たって早々に父離れしていくのも決して不自然じゃない。
父親と一緒に休日を過ごすのは如何なものかと考え出すのもそう遠い日の事ではないだろう。
そんな一つの区切りが近づいていた昨年の序秋、
まるで何かを取り返すかのように一緒にデイハイクを繰り返していた。
幼少時代の最後に何を伝えることが出来たのだろうか。
いいや、言葉で伝えるよりも自身でただ何かを感じ取って欲しかっただけ。
楽しいこと、辛いこと、喜び、そして悲しみも。
苦しくて泣きながら登ったあの山道、やっとの思いで辿り着いた美麗な世界、そして充足感。
辛い時は思い出して欲しい、いつだってまたミルクティーを淹れよう。
あなたにおススメの記事
関連記事